Romantic ロマン派 

「ロマンティック」と言う言葉は多くの場合「感傷的」という意味合いで使われますが、芸術様式で使われる場合はちょっと意味合いが違うようです。語源はフランス古語の「romanz」に由来し「物語」を意味していましたが「クラシック」に対する芸術様式を示す言葉としていつしか用いられるようになったようです。芸術様式としての「ロマンティック」は、1.古い価値観や規制からの脱却。2.世俗的なもの、価値観としての非芸術的な要素の積極的な導入。3.個人的感情や思想をも反映させる。といった意味合いをもっています。今ではクラシック音楽といった大きな枠の中で捉えられてしまっているロマン派の音楽なのですが、当時は革新的な音楽だったのです。

ロマン派の画家ハインリヒ・フュースリダーヴィト・フリードリヒウィリアム・ターナジョン・カンスタブルドミニック・アングルテオドール・ジェリコーアリ・シェフェールカミーユ・コローウージェーヌ・ドラクロワ


フランツ・ペーター・シューベルト(オーストリア 1797〜1828)

シューベルトの全作品は998を数え、このうち歌曲は630曲余りもあります。これらによってシューベルトは、彼以前には民謡の域を出なかった歌曲を芸術歌曲にまで高めました。その旋律の流麗さ、和声の美しい移りゆき、伴奏ピアノの自律性などに高い評価が与えられています。このため彼はしばしば「歌曲の王」とよばれます。しかし、彼の才能はオペラ、ミサ曲、交響曲、室内楽、ピアノ曲などにも発揮されており、いずれも音楽史的に重要な位置を占めています。ここで取り上げる1828年に完成されたハ長調交響曲(D944)は、シューマンが述べた「天国的な長さ」をもち、「ザ・グレート」ともよばれています。(ダウンロードに少々時間がかかります。ご容赦下さい。)

 

交響曲第9番ハ長調(D944)ザ・グレート

1.

第1楽章Andante - Allegro ma non troppo (501k)

2.

第2楽章Andante con moto(309k)

3.

第3楽章Scherzo : Allegro vivace (512k)

4.

第4楽章Finale : Allegro vivace (137k)


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